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インタビュアー:小出 深冬

Q. 競技の魅力を教えてください

卓球は対戦相手と近いことから、ラリーのピッチの速さが魅力のスポーツです。その速い動きの中でも瞬時に考えプレーすることが求められます。また、使う用具によって戦術が変わるところも卓球の特性の一つです。ラケットに貼るラバーによって球の回転などを変えられるため、今では多様化している用具を使いこなす技術も必要になっています。

Q. 競技に出会ったきっかけは?

5歳のときに姉の影響を受け、卓球と出会いました。卓球はボールが小さく、ラケットも軽いため小さいころからなじみやすく楽しそうに見えたことや、同世代の子も多く参加していて、同世代の子と遊べるという楽しさを実感したことから卓球を始めました。

Q. コーチを目指すきっかけや、そのプロセスについて

現役選手時代は指導者にはなりたくないと考えていましたが、周囲にパラスポーツにかかわりのある方が多く、その方たちと接するうちにいつかパラスポーツに携わりたいと思うようになりました。現役引退後、卓球でパラの指導者になる方法を探していたところ、2022年4月にコーチをやってみないかとお話をいただいたことがきっかけでコーチを目指すようになりました。
卓球界では女性の指導者が少ないのが現状です。女性の指導者の普及活動や知的卓球の認知も広げていきたいです。

Q. コーチングをするうえで、大切にしていることは何ですか?

「寄り添える指導者」を目指すべく、コミュニケーションを大切にしています。どう伝えたらいいのかを常に考えながらコミュニケーションを取ることは指導の難しいところでもありますが、伝わったときはとても嬉しく、楽しいところと感じています。コミュニケーションは多く話したほうが安心する選手もいれば、あまりしゃべらないほうがいい選手もいるため、選手一人ひとりを深く知ることも大切にしています。

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PROFILE INTERVIEW

プロフィールインタビュー

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日本知的障がい者卓球連盟

森 美紗樹
MISAKI MORI

専門競技:パラ卓球/知的障がい

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Interviewer's Comment

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インタビュアー:小出 深冬

よくテレビで見ていた卓球はとても奥が深く、今回の森さんのお話を聞いて卓球の知らなかった魅力に気づくことができました。パラスポーツは「できることをどう最大限に活かすかが重要」とお話しされていたことがとても印象に残っています。選手と指導者がどのようにコミュニケーションをとり、どのような道のりを歩んでいるのかとても興味がわきました。森さんは私の話にとても丁寧に耳を傾けてくれたため、安心してお話しすることができ、きっと選手も私と同じような気持ちで日頃お話しできているんだろうなと感じました。私は指導の際にコミュニケーションをどのようにとるべきなのかと悩むことがよくあるので、森さんの実際の指導の現場を見て学んでみたいと思いました!

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