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インタビュアー:枋木 桂

Q. 競技の魅力を教えてください

2,000mの直線コースでタイムを競い合うボート競技。選手はオールで水を漕ぎ、スタート地点からゴールまでを後ろ向きで進んでいきます。選手としてこの競技の1番の魅力は「水面との近さを肌で感じながら、自分の頑張りがスピードに直結するところ。スタートで多少出遅れても後半でだんだんと視界に相手選手が入ってきて、順位が上がっていることを感じる瞬間が1番テンションの上がる時です。」

Q. 競技に出会ったきっかけは?

ボート競技に出会う前にも水泳、バレーボール、陸上競技と様々なスポーツにチャレンジしていたスポーツウーマンでした。そんな中「(スポーツで)より、上を目指したい!!」と思っていた高校1年生の時、ボート競技のコーチに声をかけられたことがきっかけです。全国大会での活躍を夢見てボート競技を始めました。練習場所が限られているため、基本は朝練がメイン。朝04:30起床で05:00トレーニング開始という厳しい状況の中でも、高校から始めたボートは社会人選手となってからも競技を続け、没頭する毎日でした。

Q. コーチを目指すきっかけや、そのプロセスについて

自分の競技引退後「一緒にボートに乗ってください!」とたくさんの方に言われ、いろんな選手のトレーニングパートナーのような活動をしていました。一緒にボートに乗る中で、技術レベルが向上していく選手たちを見て『自分のやってきたことが誰かの役に立つ。自分の経験が誰かに感謝されるんだ!』と感じ始めたことがコーチを目指すきっかけになりました。

Q. コーチングをするうえで、大切にしていることは何ですか?

選手には自分で考えられる、そして探求しながらできるような選手になってもらいたいと思っています。
自分が競技を始めた頃にコーチに言われたことは大人になっても覚えています。コーチとは責任もあるし楽しさもある。選手が将来『ボートを続けたい!』と思ってもらえるようなコーチングを心がけています。自分自身も一緒に成長していきたいです。

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PROFILE INTERVIEW

プロフィールインタビュー

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日本ローイング協会

上野 翔子
SHOKO UENO

専門競技:ローイング

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Interviewer's Comment

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インタビュアー:枋木 桂

笑顔が爽やかでハキハキとしたお話の仕方がすごく印象的でした。私が選手だったらきっと憧れるだろうな・・・と思いながらお話を聴かせていただきました。これから期待される選手のコーチングがメインという事で、競技を始める選手達の担当もされているそうです。競技以外にも人間力を育てていきたいと仰っていましたが、若い選手たちが新しいことにチャレンジするという不安がある時期に、選手と一緒に成長していきたいと言ってくれるコーチの存在は、選手達にとってとても頼れる存在なのだろうと感じました。

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