インタビュアー:武友 綾巳

インタビュアー:武友 綾巳

Q. 競技の魅力を教えてください


個人競技である競泳は、自分がやってきた成果を発揮できることが魅力です。それぞれのレース戦略(前半型・後半型など)があり、0.01秒を争い、タッチをするまで誰が勝つのかわかりません。 リレー種目の場合は4人1チームのチーム戦となり、仲間の応援が大きな力となります。 また、水中では浮力があり、陸上とは違う感覚・異空間の中で運動できることも魅力の一つです。 重力による負担が少ない水泳は、小さい子供からご高齢の方まで続けられる生涯スポーツでもあると思っています。




Q. 競技に出会ったきっかけは?


0歳6か月で水泳に出会っていて、物心つく頃には水の中にいました。選手コースを始めたのは、年長の秋くらい。神奈川から新潟に引っ越して、スイミングクラブを移籍して水泳を続けました。 小学生の時は他にも習い事をしていたけれど、中学・高校では水泳一筋。100m背泳ぎが一番得意でした。 『私から水泳をとったら何もない』と水泳に没頭してきましたが、それが苦しい時もありました。 高校卒業後は新潟医療福祉大学に進学し、最後の4年間は大学水泳部で選手活動しました。




Q. コーチを目指すきっかけや、そのプロセスについて


新潟医療福祉大学に進学し、下山先生に出会ったことが一番のきっかけです。小学6年生の時にJOで優勝したのですが、中学・高校の時は体重増加等の悩みを解決できす、記録が伸び悩みました。 大学に進学後、コーチと相談しながら色んなアプローチがあることを知ります。大学1年の終わりに久しぶりに自己ベストを更新し、日本選手権にも出場することができました。 大学での先生・トレーニング環境からの学びがきっかけとなり、自分が経験したことを子供たちにも伝えたいと思い、大学院になってからコーチングの勉強を始めました。




Q. 影響を受けたコーチ/人物はいますか?


監督である下山好充先生を始め、大学で出会った先生たちに大きな影響を受けています。 下山先生は、選手時代もコーチになった今も、変わらず応援し続けてくれています。 中学・高校で伸び悩んだこともあり、コーチに対してちょっと身構えてしまっていて、自分から色々話しができる方ではありませんでした。大学に入学する前は下山先生のことをあまり知らなかったのですが、コーチングを通じて徐々に相談できるようになり、話し合いながらトレーニングを工夫できるようになりました。 下山先生がいたからこそ、今の自分があると思っています。




Q. コーチングをするうえで、大切にしていることは何ですか?


男女の別なく、選手、コーチ、サポートスタッフなど、競技スポーツに関わる全ての人がそれぞれの能力を最大限に発揮できるよう互いを支え合う『共助』を実現できるコーチング。 それぞれが持っている能力をうまく活用して、チームがプラスの方向に向かっていく。 選手たちに寄り添い、小さな成功体験を通じて喜びや苦しみも分かち合い、ここにきて良かったと感じてもらいたい。全部やってあげるとか甘やかすとかではなく、ふとした時に頼りたいと思えるような存在でありたいと思っています。





line_edited.png

PROFILE INTERVIEW

プロフィールインタビュー

水泳 | 女性エリートコーチ育成プログラム
水泳 | 女性エリートコーチ育成プログラム

新潟医療福祉大学

奈良 梨央
RIO NARA

専門競技:水泳

  • 奈良 梨央 | 公式サイト
  • 奈良 梨央 | Facebook
  • 奈良 梨央 | Twitter
わたしがインタビューを担当しました!
line.png
スイマー

Interview's Comment

インタビュアー:武友 綾巳

インタビュアー:武友 綾巳

奈良さんへのインタビューを終えて、『優しさの中に強さがある』と感じました。

私自身も学生時代に競泳をしていたこともあり、奈良さんの小・中・高校時代の飛躍や葛藤、そこから大学時代に復活するまでのストーリーが、まるで自分のことのように思い浮かびました。

奈良さん自身が諦めずに挑んできたからこそ、新たな出会いによって花開けたのではないでしょうか。傍にいてくれるだけで心強い。そんな奈良さんの元からも、強く優しい人が育っていくのだろうと思います。