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第1回研修会 3日目レポート

第1回研修会のテーマとゴール
  • テーマ:2年間学び続けていく準備を整える

  • ゴール:同僚となるコーチたちへの理解を深め、心理的な安全を感じられる     自身のプレゼンテーションスキルの強みと課題を理解している


Day3 プログラムスケジュール
  • コミュニケーション戦略(アスリートへの異なるアプローチの仕方)

  • マイクロコーチング

  • 成長計画の立案


Day3 ゴール
  • Tell, Sell, Ask, Delegateの4つのアプローチの違いを理解し、自身が得意な方法、今後意識的に伸ばしていくべきアプローチを特定できている

  • 成長計画が策定され、自己成長に向けた次の一歩が明確になっている


① コミュニケーション戦略(アスリートへの異なるアプローチの仕方)

以下2つのアクティビティを行い、コミュニケーションスキル向上のトレーニングを行いました。

  1. 傾聴アクティビティ

  2. 質問アクティビティ

傾聴アクティビティでは、語り手の話に対して「共感」する姿勢と「否定」する姿勢の両方で聞くことを行なってもらいました。その様子を観察し、双方の違いや、実際に話しを聞いてもらっていた側の感想を共有し、傾聴する際に必要なスキルをまとめていきました。

質問アクティビティは、「はい」「いいえ」で答えられる質問(クローズドクエスチョン)と、答えられない質問(オープンクエスチョン)を使って、相手がイメージしている動物を当てるというゲームを行いました。自身が得意な質問や、不得意な質問がわかり、自身の長所と課題を発見することが目的です。



② マイクロコーチング

Tell、Sell、Ask、Delegateの4つのアプローチ全てを使ってのコーチング実践です。

選手役、コーチ役、観察者、記録係に分かれて、コーチングを観察します。

その後、グループで以下の手順に従い、コーチングに対してのプロフェッショナルディスカッションでコーチングについての振り返りを実施しました。

  1. 目標確認

  2. 実際起こったことの確認

  3. 他の方法の検討

  4. アクションプラン設定

このセッションでは、4つのアプローチがどのような状況に適しているのかを議論することと、自身がどのアプローチを得意、不得意としているかを探っていきました。

またプロフェッショナルディスカッションでは、ファシリテーターとしてのスキルに対しても振り返りを行い、ファシリテーターとしてのトレーニングも行いました。




③ 成長計画の立案

研修会最後のセッションは、自身の成長計画の立案を実施しました。

本プログラムを通じて、2年後どのようなコーチになりたいのか?というテーマをもとに、中期、長期の目標設定と、中長期のスケジュールを整理しました。

計画立案はSMARTという視点を意識して行いました。

  • Specific:具体的か

  • Measurable:評価可能か

  • Achievable:行動思考か

  • Relevant:現実的か

  • Time-bound:期限は適切か

2年後のプログラム終了時点でなりたい自分を目指し、計画を明確にして、明日からの一歩を仲間と共有して研修会は終了しました。


Day3 振り返り

振り返りでは、自身の質問の癖に気づいたという意見が多くなりました。傾聴アクティビティで行った、クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンを意図的に使い分ける練習をしたことで、自身が普段行なっているコーチングの傾向と課題を明確にできました。他者のコーチングを観察することや、自身がコーチングを受ける側になることで、様々な視点からコーチングを観察し、自身のコーチングへの生かしていけるきっかけとなりました。



第1回研修会全体の振り返りは、次の記事でアップします。

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