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インタビュアー:伊調 馨

Q. 競技の魅力を教えてください

パラ陸上の魅力は、人間の可能性を決めずにいろいろ探りながらどんどん記録を出していくことです。また人間と道具の融合であり近年の道具の進化により自分に合った道具選び、道具の工夫をすることも面白いです。ガイドさんと息を合わせて力を合わせて試行錯誤しながらやっていくところも魅力の一つだと思います。ケガや病気でパラの世界にくる方もいてそういった選手の打ち勝っていく姿にも感動します。

Q. 競技に出会ったきっかけは?

大学3年からパラ陸上を始めました。実は小学校5年生からそれまでずっと健常者の中でハンドボールをしていたのですが、東京パラリンピックが開催されることが決まって大学の方から違う競技でメダルを目指してみないかとお誘いを受けたのが最初のきっかけです。
障がい者という自覚もなくハンドボールもすごく楽しくて次期キャプテン候補にもなっていたのでなかなか辞めるという決断はできず、陸上とハンドボール両方をやっている日もありました。世界選手権に行ってみてイメージが激変。心を熱くしている選手や観客を目の当たりにして自分もメダルを取りたいという気持ちが生まれ、ハンドボールを辞める決心がつきました。

Q. コーチを目指すきっかけや、そのプロセスについて

まだまだ現役で将来的にコーチになりたいとは断言できませんが、引退後にもしそういう道に進むとしたら自信を持ってできたらと思いこのプログラムに参加しました。

Q. コーチングをするうえで、大切にしていることは何ですか?

コーチをやったことがないので理想像になりますが、スポーツを通してたくさんの人と出会い、経験をしてやってきてよかったと選手自身の人生を豊かにすることが、今言えるコーチングの概念です。スポーツをすることでしか味わえないことはたくさんあり今に活きていると思ってもらいたい。選手と一緒に考え、悩み、学びながら自己決定するサポートをしていけるコーチになりたいです。

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PROFILE INTERVIEW

プロフィールインタビュー

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日本体育大学

辻 沙絵
SAE TSUJI

専門競技:パラ陸上

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Interviewer's Comment

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インタビュアー:伊調 馨

インタビューを終えて、ハンドボール、陸上と真剣に打ち込む姿に感銘を受けました。まだ現役で活躍する中で、学びの場にも積極的に参加することは簡単なことではないと思います。自らの可能性を決めずに、視野を広くもち、心を熱くする辻選手はとても素敵でした。

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