修了生の旅路
エリートコーチを目指す本プログラム2年間の旅路を
修了生のみなさんに振り返っていただくと共に
これからの「未来」について思いを綴っていただきました



2年間を通しての勉強
2年間の私の勉強の成果はさまざまあります。
勉強を始めた当初の目標は柔軟さを持つと言う事を目標に掲げていました。
自分の癖として少々突っ走ってしまうところがありましたが2年間の勉強を経て、
様々な場面で柔軟性を持つ事ができたと思います。
その甲斐があり、選手の意見や人の意見を真摯に聞くことで自分の意見を聞いて貰えるようになりスキーが楽しい!
と言ってくれる選手が増えました。
そして特にコミュニケーションスキルがものすごく上達できたと感じます。
プレゼンテーションやファシリテーション、研修会の中で必ず自分が発言する場があり相手の話を聞いて進行していくと言うある種訓練は、私にとっては非常に勉強となり、人に話を伝える。伝わる話し方と言うことがどういうことなのかを理解できてきたと思います。勉強会以外でも常に頭の片隅に人に伝わる話し方はどういうことなのかを日々を考え送ることによって、
結論を先に話すことや言葉と言葉、文と文が繋がり、コミュニケーションスキルが上達できたおかげで、自身の仕事でもある解説や講演での成果を得ることができました。
コーチングは自分の考えを押し付けたり固執せずに他人の意見を聞いて柔軟に対応することが求められる中で多種目の女性コーチたちと一緒に学べ、先生方とも様々な意見交換ができたこの環境は自分を成長させるために最高な環境でした。それはアスリート同様、切磋琢磨し常に競い合えるような環境と同じだと感じます。
コーチングという部分で正解がない中、何が大切かは人それぞれ沢山の意見があるとは思いますが、
相手の話をしっかりと聞いて良い選択肢を与えられるコーチが私の理想となるコーチだと感じています。
その中で選手の目的や目標に対し一助となり続けること。
そしてコーチングのゴールは選手にとってコーチがいらなくなることだと勉強を始める前に思っていたことがより明確になりました。
そして2年間を通じて女性コーチとしてのロールモデルになるという目標にはまだまだ及びませんが子育てをしながらコーチの勉強を続けそして仕事と家庭との両立2年前よりは向上できていると感じます。
沢山の学びをありがとうございました。
ここからがまた新たなるスタートです。常に学び続ける姿勢を忘れずに自分と家族、そして選手の人生を大切に日々歩んでいきたいと思います。