
インタビュアー:八木 愛莉
Q. 日下部 結以さんについて
現在は、日本パラフェンシング協会に所属。
大学2年生までフェンシング選手として活動、卒業後は、競技から離れ企業へ就職。
退職後、コスタリカでJICA海外協力隊としてフェンシングと車いすフェンシングを指導。
現在、NTC情報化学スタッフ・日本パラフェンシング協会のコーチとして活動。
Q. 競技の魅力を教えてください
健常のフェンシングでは、選手間の距離が14mあるのに対して、車いすフェンシングは車いすを固定するため選手の腕の距離で固定されます。その「超」至近距離だからこそ生まれるスピード感や、試合開始直後に決着が付くような緊張感が魅力だそうです。
Q. コーチを目指すきっかけや、そのプロセスについて
就職2年後に現状に疑問を感じ退職した日下部さんは、大学時代から気になっていたJICAの海外協力隊スポーツ職種で、フェンシング指導があることを知り応募。
2018年から2020年の2年間、コスタリカ共和国でフェンシングの指導と車いすフェンシングの活動を広めることに従事しました。コスタリカは、バナナや珈琲を特産とした、太平洋とカリブ海に挟まれた人口500万人程の小さな共和国です。そんなコスタリカでは、車やバイクでの事故によって突然車椅子の生活になる方が多く、パラスポーツ普及の需要が高まっており、日下部さんはこの国で、車いすの普及活動・指導を行いました。
帰国後は、東京五輪開催までの期間は組織委員会で働き、現在はNTCの情報科学スタッフ・日本パラフェンシング協会のコーチとして活動されています。
Q. コーチングをするうえで、大切にしていることは何ですか?
人生において、車いすフェンシング・スポーツが全てではないこと。
自分の考えを押し付けないこと。
選手が、自分で課題を解決する力を身に付けられること。

PROFILE INTERVIEW
プロフィールインタビュー


Interviewer's Comment

インタビュアー:八木 愛莉
インタビューを通して、日下部さんの真の強さや実行力、その強さから見える優しさを感じました。日下部さんのコーチング哲学には共感するところが多く、「スポーツが全てではないから、自分で課題を解決する力を身に付けてほしい」という言葉は強く刺さりました。1時間ほどのインタビュー時間でしたが、話し足りないと思うほど充実した時間となりました。これからプログラムを通して、一緒に学びを深めていくことが非常に楽しみです。